サメ99頭を駆除 500㌔オーバーの大物も
- 2017年08月09日
- 地域・教育
八重山漁協一本釣り研究会
八重山漁協一本釣り研究会(上里正幸会長、101人)は7、8の2日間、漁場となっている海域でサメ駆除を行い、ツマジロやイタチなど計99頭を仕留めた。
サメによる漁業への被害を低減しようと、国の漁業再生支援事業を受け、毎年実施しているもの。一本釣り漁船12隻が川平沖、伊原間沖、仲ノ御神島などの漁場で、1㌔前後の冷凍マグロをエサにはえ縄を仕掛けた。
7日は46頭、8日は53頭がかかった。中には500㌔の計量器をオーバーする巨大ザメも揚がり、集まった人たちは目を丸くした。
上里会長は「サメは好漁場を荒らす。サメがいると漁ができず、別のところに移動するため時間もコストもかかり、赤字になる。今回はそこそこ揚がったので、2、3カ月間は効果が出るだろう」と話した。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- サメ88匹を駆除 石垣島近海 2015/07/26
- サメ112匹を退治 一本釣り研究会 2014/07/19
- 500キロ超の大物も 2日間でサメ57匹駆除 2012/07/28
- サメ駆除始まる 500キロ超の大物も 2011/07/08