石垣中、全国大会へ 3位決定戦で勝利
- 2017年08月08日
- スポーツ
第42回九州中学校軟式野球競技大会は7日、鹿児島県の鴨池市民球場などで決勝までを行い、沖縄県代表の石垣は準決勝で鹿児島育英館(鹿児島1位)に3-4で敗れたが、3位決定戦で志免東(福岡1位)を5-1で破り、18日から宮崎県で開催される全国大会への出場を決めた。
大会2日目は当初6日に予定されていたが、台風5号の影響で7日に順延されていた。
石垣の兼松良明監督は「県内で負けた相手チームの応援が選手たちの支えとなり、我慢するところは我慢し、乗るところは乗って試合ができた」と大会を振り返り「準決勝、3位決定戦とサインミスが多かった。(全国でも)通用することが分かったので、選手たちと小さなミスを防ぐことを確認、修正し、全国大会に臨みたい」と話した。
また、内間敬太郎主将(3年)は「九州大会で見つかった課題を全国までには修正し、感謝の気持ちを忘れず、自分たちの野球がどこまで通用するか一戦ずつ大事に戦いたい」と決意を述べた。
大会2日目の結果は次の通り。
▽準決勝
石垣
0003000-3
210100×-4
鹿児島育英館
(石)下地、親里、渡邊ー渡邊、下地
(鹿)和田-池山
▽三塁打=上山(育)
▽二塁打=後藤(育)
【評】石垣は初回、内野の守備の乱れと安打で走者を許し5番上山に右中間への適時二塁打を浴びて2失点。さらに二回に1点を加点され序盤で3点を追う展開。
反撃は四回、1番渡邊翔也の中前打を足がかりに敵失や5番親里大翔、6番比嘉久人の連続適時打などで3点を挙げて同点としたが、その裏に内野の失策から失点し、接戦を落とした。
▽3位決定戦
石垣
1010003-5
0001000-1
志免東
(石)渡邊、下地-下地、渡邊
(志)近藤、濱崎-池見
▽二塁打=伊志嶺②、砂川、下地(以上石)、池見(志)
【評】石垣は初回に4番伊志嶺拓磨の右翼線への適時二塁打、三回にも1点を追加し、最終回に打者8人の猛攻で一挙3点を挙げ、試合を決めた。
投げては渡邊、下地寛太郎の継投で志免東の攻撃を四回の1点に抑え、九州3位で全国大会の切符を手にした。
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