国際釣り大会 カジキ初日は3本
- 2017年07月09日
- 地域・教育
【与那国】「国境の島、パワー漲るカジキ釣り」をキャッチフレーズに開幕した第28回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会(主催・与那国町、主管・同実行委員会)は8日、2日間にわたる競技がスタート。初日はメーンのトローリング部門で162㌔のクロカワカジキを含む3本のカジキが上がった。大会にはトローリングの部に30チーム、96人、磯釣りの部に過去最高の29人が出場。黒潮の海を舞台に2日間、釣果を競う。
初日は午前7時にフィッシングスタート。出場30チームが思い思いのポイントで大物カジキを狙った。
2時間余の格闘の末にこの日最大の162㌔のクロカワカジキを上げた当山喜一郎さん(64)=チーム世美がえり・石垣市=は「最初は100㌔くらいかと思ったが、引きが強く、ラインが持たないと思うほどだった」と振り返り、「4年ほど前に上げた170㌔に次ぐ大物。いい船長に恵まれた。(今夜は)ゆっくり休んで明日、勝負をかけたい」と初優勝に意欲をみせた。
50㌔のマカジキを釣り上げた植手章さん(48)=イン・ザ・ミラー、愛知県=は「午前9時に1本バラシてしまい、午後から釣り上げた。(カジキが)いることが分かったので、明日、船長と頑張りたい」と話した。
最終日の9日も午前7時から競技が始まる。
島の沿岸を舞台とした磯釣り部門では、8㌔のオオマチを釣り上げた阿久津慎吾さんが総重量13㌔でトップ。
初日の競技終了後は会場の久部良漁港で、子どもや一般のカラオケのど自慢大会やフラオハナの「ハワイアンフラ」のほか、ゲストのきいやま商店がパワフルなステージを披露した。
関連するニュース
- 関連するニュースはありません。