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自民党が首都決戦で歴史的大敗を喫した…

 自民党が首都決戦で歴史的大敗を喫した▼2日投開票の東京都議選は、小池百合子知事率いる地域政党「都民ファーストの会」が、自民党に代わって第1党となり、公明党を含む支持勢力で過半数を獲得した▼選挙結果で都民は安倍政権に「ノー」という民意を突きつけた。逆風が吹き荒れた要因は何なのか。「森友学園」に続き「加計学園」の疑惑、国会議員の相次ぐ不祥事、異例の手続きで成立させた「共謀罪」法など、有権者は国民不在の強権的国政運営を「許さない」と判断したのだろう▼さらに驚くのは、安倍晋三首相の街頭演説の言動である。聴衆の「帰れ」「安倍辞めろ」コールに激怒。「こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない」と声を荒らげた。一国の総理が発する言葉だろうか。報道に接した人からは「この方は、自分に反対の考えを持つ人々は国民でないと思っている」との声も聞こえる▼都議選では稲田朋美防衛相の「自衛隊としてもお願いしたい」との失言もあった。安倍政権を取り巻く面々。この国は肌身で戦争を知らない首相が戦場を知らない防衛相をかばい、戦争を知らない国会議員が手放しで支持する危うさが漂う▼今回の都議選は、民衆は政権を支えもするが、不満ならひっくり返すことを明確に示した。それが清き一票の力である。(鬚川修)

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