石垣ー波照間 大型高速船、9月就航予定
- 2017年06月17日
- 社会・経済
国交省が航路改善計画内諾
石垣ー波照間航路に大型高速船の導入を目指している竹富町の西大舛髙旬町長は16日、同船の導入に必要な航路改善計画に「国土交通省による内諾を頂いた」と述べた。町議会6月定例会最終本会議の開会前に報告した。
町によると、就航は9月を予定。導入される大型高速船は、県外企業から買い取る中古の双胴客船。総トン数は284㌧で定員は240人。石垣ー波照間間を約1時間15分で結ぶ。同計画が国交省の内諾を得たことで、今後、エンジンの積み替えなど改修作業が行われる。
西大舛町長は「この一報を心待ちにしていた船会社も早期就航に向けて一気に動きだしたという報告も受けている」と述べ、「就航率の改善や揺れの低減、乗客数の増加が見込まれ、利便性の向上が期待できる」と話した。
14日の同議会一般質問で同航路について取り上げた町議で、波照間公民館長も兼ねている東迎一博氏は「町長をはじめ、関係各位の努力に感謝したい」と礼を述べた。
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