台湾—石垣を竹舟で航海 15人で36時間かけて到着
- 2017年05月27日
- 地域・教育
台湾・花蓮市から竹舟で石垣島を目指す竹舟プロジェクトの航海団「南風再超(ナンプーツァイチィ)」の「南風4号」(全長約6㍍・2人乗り)が24日夜、石垣港へ入港した。
航海団は、花蓮市を現地時間23日午前7時ごろに出航、プロジェクトに参加する15人が交互に舟を漕ぎながら約36時間をかけ石垣港に入港した。
途中、天候の影響から伴走するヨット2艇にえい航され、夜間も安全面からえい航されたが、南からの風と黒潮の流れを利用できたという。
航海団の蘇達貞(スー・ターツァン)団長(64)は「うまく潮の流れに乗れた。夜は安全面から、舟をヨットでえい航したが、一つの成果を出す事ができた」と話した。
竹舟は、メンバーの黄俊男(ファン・チンナン)さん(39)が、約300年前に台湾で使用されていたという竹舟を資料を基に製作。竹を麻製のロープで縛り、風をうけるための帆も取り付けられている。
航海団は27日午前、石垣港をヨットで出港し、花蓮市に向かう。
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