憲法改正などに危機感
5・15平和行進でアピールへ
5・15平和行進・平和とくらしを守る八重山地区実行委員会の川本正樹委員長(連合沖縄八重山地域協議会議長)らが9日夕、官公労共済会館内で会見し、復帰記念日の15日に行う平和行進と集会の内容を発表した。川本委員長は「途中からでも参加してほしい」と呼び掛け、「米軍基地の整理縮小のほか、憲法改正や共謀罪にも危機感を持っており、アピールしていきたい」と述べた。
平和行進は午後2時、白保小学校を出発。国道390号から南大浜線に入り、国道バイパスから730交差点、離島ターミナル前を通り、新栄公園までの約10㌔のコース。同公園で午後5時半ごろから集会を開き、集会アピールを行う予定だ。本島の平和行進実行委員長の山城博治平和センター議長も行進から加わる。昨年は約200人(主催者発表)が参加した。
川本委員長は、共謀罪(テロ等準備罪)について「こういう集会もターゲットになるという解釈もできる。テロ防止は必要だが、結社や言論の自由を妨げてはならない。右傾化が懸念される」と話した。
実行委員会は、県高校障害児学校教職員組合八重山支部、県教職員組合八重山支部、八重山地区労働組合協議会など4団体で構成される。
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