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明和大津波遭難者慰霊祭 犠牲者の冥福祈り献花

1771年の明和大津波から246年目を迎え、献花で犠牲者の冥福を祈る参列者=24日午後、市内宮良の大津波遭難者慰霊の塔

1771年の明和大津波から246年目を迎え、献花で犠牲者の冥福を祈る参列者=24日午後、市内宮良の大津波遭難者慰霊の塔

参列者200人が教訓を確認

 石垣市主催の明和大津波遭難者慰霊祭が24日午後3時から石垣市宮良タフナー原にある大津波遭難者慰霊の塔で行われ、地域住民や行政関係者約200人が参列し、献花するなど犠牲者の冥福を祈った。

 明和大津波は1771(明和8)年4月24日午前8時ごろ、石垣島の東南沖約40㌔を震源地とするマグニチュード8クラスの地震により発生。石垣島の東海岸で最大30㍍、宮古島地方にも10㍍以上の津波が押し寄せた。当時、八重山の人口の約3割となる9313人が犠牲となった。ことしは同津波発生から246年目にあたる。

 慰霊祭では、石垣市老人趣味の会詩吟クラブ(宮良栄子代表)の13人が、故・牧野清さんの「慰霊の塔に寄す」の詩吟を奉納。大浜小学校6年の我喜屋鈴乃介君が「その日のことは忘れてはいけない」、大浜中学校3年の慶田花涼馬君が「私たちにできること」の作文を朗読した。

 作文朗読で我喜屋君は「推定700㌧という大きさの石を運ぶ自然災害はいつ起こるか分からない。避難訓練を繰り返すことでこれから起こるかもしれない自然災害に備えることはできる」と述べ、慶田花君は「いつ襲い来るか分からない災害に備え、声を掛け合い、お互いが助け合えるように顔が見える地域づくりが必要」と災害への意識を訴えた。

 式辞で中山義隆市長は「過去の教訓から学び、一人一人が自らの命を守るため、防災、減災の意識を持ち、災害時の備えをいま一度、確認してほしい」と述べた。

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