歯科検診の受診率39% 健康づくり対策報告
- 2017年02月24日
- 地域・教育
八重山地区推進会議
健康づくり計画を積極的に展開するため、関係機関、団体らが協議する「八重山地区健康おきなわ21推進会議」(議長・国吉秀樹八重山保健所長)が23日午後、八重山合同庁舎2階大会議室で本年度最後となる第2回会議を開いた。会議では、歯科保健対策や適正飲酒の推進に向けて開かれたワーキング部会の取り組みなどが報告された。
うち、歯科保健対策については、県八重山保健所が歯周病予防などのために行った調査結果を報告。2016年度の定期歯科検診の受診率が八重山全体で39%になることなどが紹介された。
また、県紙が大学教授の調査結果をもとに既に報じている2008年〜12年の脳内出血の死亡率の数値を同保健所が紹介。八重山3市町の脳内出血による死亡率は、全国を100とした場合に男性が273.0、女性が226.7となることが報告された。
男女とも全国で最も高い数値で、八重山地区医師会の上原秀政会長は「長い目での対策が必要。八重山の医療では最重要課題だ」と話した。
他にも八重山の2事業所・団体がグランプリに輝いた第1回県健康づくり表彰(がんじゅうさびら表彰)の取り組みが紹介された。
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