活動の成果一堂に 32団体が披露
- 2017年02月20日
- 地域・教育
「集い 学び 育む~心を繋ぐ地域づくり~」をテーマにした石垣市制施行70周年記念第15回石垣市生涯学習フェスティバル(石垣市、石垣市教育委員会主催)が19日、石垣市民会館中ホールであり、32団体が舞台、展示、体験の部で日ごろの活動の成果をそれぞれ披露した。
開会行事で石垣安志教育長は「生涯学習への意欲を高め、集い、学び、育む交流の場となり、心をつなぐ地域づくりと学びの輪を広げていただくよう祈念する」とあいさつ。いしゃなぎら子どもアンガマのアトラクションもあった。
舞台は放課後子ども教室事業で八重山舞踊に取り組んできた明石小学校の児童の「鷲ぬ鳥節」「繁昌節」で幕開け。初参加のピアチェーレはピアノとフルートで「でんさ節」「てぃんさぐぬ花」をきれいなハーモニーで会場に響かせ、石垣市青年団協議会はユーモラスな「戻り駕籠(かご)」で会場の笑いを誘った。
体験コーナーでは、八重山凧愛好会がたこづくり、市社会教育指導員の真謝悦子さんがポケットティッシュ入れづくりを指導。
ポケットティッシュ入れを作った下里心菜(ここな)さん(八島小4年)は「型に沿って丁寧に切ったり、貼ったりする所が難しかったが、楽しかった」と笑顔。たこを作った那覇吏星(りのね)ちゃん(4)は「色を塗る所が楽しかった。家で飛ばしたい」、姉の吏虹(りのあ)ちゃん(5)は「骨の部分が少し難しくて、手伝ってもらった」とそれぞれ語った。
会場では市教委の成人学級「女性講座プルメリア学級」で作ったジューシーと、受講生の蔵盛愛子さん手作りの漬物も振る舞われ、来場者が舌鼓を打った。
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