八重高 全国2位 石垣クラウン銀賞
- 2017年02月20日
- 芸能・文化
【東京】第44回マーチングバンド全国大会(一般社団法人日本マーチング協会主催)のカラーガード部門が19日、横浜市の神奈川県民ホールで開催され、高等学校の部門で出場した八重山高校カラーガード部(下地小春部長、部員19人)が金賞ながら同部門全体では惜しくも2位、一般の部で出場した石垣クラウンイーグルズマーチングバンド(谷口智行団長、団員5人)は銀賞に輝いた。
八重高カラーガード部は「The Time」の演題で、“時空間”をテーマに、規則正しい隊列の動きに少しずつズレを作り出す動きで、ステージに異空間を感じさせるパフォーマンスを堂々と演じた。
下地部長(2年)は、「1位を目指していたので結果は残念だが、ついて来てくれるメンバーとみんなでやり切れたので後悔はない。この経験はこれからの自信になると思う。後輩たちにはまたこの悔しさをバネにして頑張ってほしい。支えてくれた周囲への感謝の気持ちがパフォーマンスで伝わってくれたら」とすがすがしく語った。
石垣クラウン-は、「hope~闇に隠された光~」を演題に、生き生きと情感あふれるダンスパフォーマンスで魅了。上空にたかだかと放り上げたバトンを地面でとらえると客席からは拍手がわき起こった。たった5人だけとは思えない高揚感あるショーをみせ、会場に一体感も生み出した。
伊良部礼美さん(八商工3年)は、「緊張もしたが、演技中は自分たちの今できる最高のパフォーマンスをという思いで演じた。自分たちのショーが見ている人に伝わっていた」と全国の舞台で手応えも。
メンバーで指導者も務めた豊川太一さん(21)は、「全国大会向けに構成を大きく修正し、完成度が間に合わなかった。全国はレベルが高かったが、メンバーたちにもこの大舞台の経験は今後の人生で生きていく」と仲間たちにエールを送った。
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