雄大な自然満喫 1126人完走
- 2017年02月12日
- スポーツ
【西表】「さわやかに西表島の大自然を走ろう」をテーマに第24回竹富町やまねこマラソン大会(町体育協会主催)が11日午後、上原小学校を発着点に、23㌔、10㌔、3㌔の3部門で行われた。最長距離の23㌔男子は、小林洋さん(38)=小浜島=が優勝し、大会初の3連覇を飾った。同女子は久保田文さん(52)=竹富島=が初めて頂点に立った。大会には3部門合わせて1141人が出走し、風光明媚(めいび)なコースを駆け抜けた。完走者は1126人で、完走率は98・7%だった。正午時点の気温は14・5度、湿度62%、北北東の風4・7㍍だった。
大会は、午後0時40分に23㌔がスタート。その後、10分間隔で10㌔、3㌔の号砲が鳴った。
レース中、コース沿道では、住民たちが「頑張れ」などと声援を送りランナーたちの背中を押した。ランナーたちの表情もさまざまで、真剣な顔つきで記録に挑む人、ユニークな衣装で周囲を和やかにする人など思い思いに大会を楽しんでいた。
10㌔男子は大越護さん(25)=真栄里=、同女子は石川めぐみさん(41)=石垣=がそれぞれ優勝。中学生の3㌔男子は砂川大河君(石垣第二中学校2年)、同女子は狩俣莉子さん(竹富中学校1年)が制した。
開会式では、大会長の西大舛騠旬町長が「雄大な自然、おのおののペースで走れるところに魅力がある大会。毎年、全国各地から参加があり、リピーターも少なくない。素晴らしいコースを十分に満喫してほしい」と期待した。
鳩間小中学校教諭の松原範和さん(24)、船浮小中学校教諭の成底美久さん(同)が「寒さに負けず、笑顔で走り抜くことを誓う」と力強く選手宣誓した。
部門ごとの完走率は、23㌔が97・1%、10㌔が100%、3㌔が98・2%だった。
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