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いしがき教育の日 それぞれの役割再確認

2団体11個人を表彰した「いしがき教育の日」の行事=5日午後、市民会館大ホール

2団体11個人を表彰した「いしがき教育の日」の行事=5日午後、市民会館大ホール

「秋田県教育の特色~授業実践を通して~」の演題で講話する中田康広指導主事=5日午後、市民会館大ホール

4団体が取り組み報告 教育功労2団体・11個人表彰

 市民全体で子どもたちの教育について考える「いしがき教育の日」の行事(石垣市教育委員会など主催)が5日午後、石垣市民会館大ホールであり、教育功労者2団体、11個人を表彰した。学力向上推進研究校や道徳教育研究指定校、冠鷲プロジェクト地域・家庭支援事業の実践団体がそれぞれの取り組みを報告。保護者や学校関係者、地域住民ら多数が訪れ、学力向上や健全育成についてそれぞれの役割などを再確認した。

 石垣安志教育長は「いしがき教育の日が市民の皆さんに定着し、市民全体で教育への取り組みが推進されることを心から願う」、中山義隆市長は「行政、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を分担し、市民とともに歩む市政運営が重要と考えている」と述べた。

 学力向上推進研究校の野底小学校と白保中学校、道徳教育研究指定校の石垣第二中学校、冠鷲プロジェクト地域・家庭支援事業で放課後学習支援に取り組んでいる石垣小学校ミニバスケットボール部スポーツ少年団が実践内容を報告。

 このうち野底小の前薗洋子教諭は、発声や音読の練習、フラッシュ教材を活用した言語学習、学び合い活動などの取り組みを紹介、成果として▽基礎・基本が身についてきたこと▽授業改善を図れたこと|、課題として▽思考力・表現力・判断力の向上▽個に応じた指導の充実|などを挙げた。

 石垣小ミニバスケットボール部スポーツ少年団父母会の金成由貴子会長は「子どもたちの勉強に対する意欲が高まっただけでなく、父母も子どもも指導者も一体となって競技に取り組めた。放課後の居場所づくりとして勉強会を活用していけたら」と決意を新たにした。

 受賞者は次の通り。

 ▽個人=多宇司、高良真助、佐古吉洋、石垣實佳、新城弘、石垣吉民、岡山稔、岡山睦子、髙嶺善彦、寄川豊子、與那國久枝

 ▽団体=登野城青年会、スカイアドベンチャーうーまくぅ

■「同じようにいい授業」

 中田氏、秋田県教育について講演

 いしがき教育の日行事では、秋田県教育庁北教育事務所鹿角出張所指導主事の中田康広氏が「秋田県教育の特色~授業実践を通して~」の演題で講演した。

 中田氏は秋田県の全国学力・学習状況調査の結果を紹介し、学力の高い要因として①児童生徒の望ましい生活習慣・学習習慣②きめ細かな指導と探求型の授業③授業改善・学力向上のための充実した取り組み|を挙げた。

 その上で「個の力量に頼ったり、やる気のある先生だけが頑張ったりするのではだめ。どの学校のどの先生も同じようにいい授業ができることが大切」と強調。

 秋田県内の多くの小中学校が同じ指導過程で授業づくりを行っている探求型授業にも触れ、「導入は長くても10分。生徒の学習意欲を引き出すためにコンパクトとインパクトが大事」とアドバイス。

 さらに、まとめや振り返りについて「子どもの力でまとめることのできる発問や工夫が必要。視点を明確にして振り返らせることで主体的な学習者が育つ」と述べた。

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