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春節で大挙外国人観光客 石垣の空と海で来島ピーク

中華航空のチャーター便で到着し、大きな荷物を持って市内のホテルに向かう台湾人観光客=27日午後、南ぬ島石垣空港国際線ターミナルビル

中華航空のチャーター便で到着し、大きな荷物を持って市内のホテルに向かう台湾人観光客=27日午後、南ぬ島石垣空港国際線ターミナルビル

コスタビクトリアの出発地として初めて広州から寄港し、バスなどで島内観光に繰り出す中国人観光客=27日午前、石垣港F岸壁

 旧暦の正月にあたる「春節」の大型連休を迎えた27日、石垣の空と海の玄関口では石垣島と竹富町内の離島で過ごす台湾や韓国、中国から訪れた外国人観光客の来島がピークを迎え、この日だけで合わせて2451人が訪れた。空路では台湾の桃園国際空港から中華航空(本社・台北市)、韓国の仁川国際空港から大韓航空(本社・ソウル)がチャーター便を相次いで運航。海路では「コスタビクトリア」(7万5116㌧、イタリア船籍)が広州からことし初めて寄港した。中華航空は28日にもチャーター便を運航予定で、約150人が来島する。

■広州客

 2015年4月から石垣へ寄港しているコスタビクトリアは同日午前8時前に入港。今回は初めて中国の広州市から出港して中国人観光客を中心に送客。ツアー客はバス27台とタクシーを貸し切り島内観光に繰り出した。

 広州市から家族6人で訪れた女性(43)は「春節休暇を利用して船旅を楽しもうと思った。石垣島は空気がきれい。観光名所は知らないが、いろいろと見て回りたい」と笑顔をみせた。

 中国人団体客に特徴のバスとタクシー観光は好調で、県ハイヤー・タクシー協会八重山支部の請盛真実支部長は「ジャンボタクシーの利用率が高く、5時間利用する観光コースが人気」と配車に汗を流した。

 クルーズ客を受け入れる旅行代理店の担当者は「広州からの客層はミドルアッパー層が多い。石垣では新しい客層になる」と期待。コスタは同日午後4時に那覇港向け出港した。

■あり続ける課題

 空路では中華航空が台湾から150人、大韓航空が158人を送客。中華で訪れた観光客は4泊5日、大韓は3泊4日の旅程で市内や竹富島、小浜島のリゾートホテルなどに宿泊する。

 中華を利用して台中市から親族15人で訪れた李立偉(リー・リーウェイ)さん(37)は「春節休暇が5日間あるので石垣のマリンレジャーや食事を楽しみたい」と話した。

 一方、県内で大韓航空のツアー客を受け入れる㈱沖縄旅クラブの張鐘淵(チャン・ジョンイェン)代表取締役は「今回のツアー単価は1人当たり約23万円で客層は富裕層がメーン。韓国で石垣の認知度はまだまだ低く、多言語への対応や外国人観光客に対するおもてなしなど観光地としてのソフト面が不足。あり続ける課題を改善してほしい」と指摘した。

 空港や石垣港では石垣市観光文化課と石垣市観光交流協会の職員が台湾や韓国、中国語で「ようこそ石垣島へ」と歓迎。ちんすこうや観光パンフレットなどを訪れた人々に手渡した。

 市観光文化課の担当者は「チャーター便とクルーズ船の寄港が重なるのは記憶にない。多くの人々が春節休暇で石垣に訪れることは島の経済効果に期待できる。歓迎ムードの演出など課題も改善したい」と振り返った。

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