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28日は旧正月。台湾や中国、香港などから

 28日は旧正月。台湾や中国、香港などからの行楽客を受け入れる準備に忙しい人たちもいるだろう。春節(旧正月)を大切にする人たちを迎えるためだ▼しかし、あえて台湾の新暦の正月を紹介しよう。筆者は昨年の大みそかから元旦まで台湾東部の台東で過ごし、先住民族のプユマ族が行う伝統的な祭祀(さいし)を見学した▼若者が大人として認められるための男の通過儀礼があり、新しい年を祝う行事が夜通し行われる。歌と踊り。「ナルワン」というおなじみの声▼里帰りする人も少なくない。大みそかの日中に広場で行われた儀礼の後には、昼飯時にあいさつの輪ができた。スープを掲げて乾杯のようなことをやっている人もいた。私も飲ませてもらった。酒を加えて豚を煮込んだスープなのだが、酒のスープという表現のほうがしっくりくる▼蒸留酒の米酒が使われているというこのスープ(酒)は、初めて口にしたその瞬間は独特の甘みに抵抗を覚えたが、体に染み込ませるようにして舌を湿らせていくと、まずまずの飲み心地に。かなり強いが、何杯もお代わりするつわものもいた▼夜は知人の紹介で、あるお宅にお邪魔した。やはり歌は途切れない。酒は台湾ビールと高粱酒。酒といっても、八重山で味わうのとは随分と飲み心地の違う台湾の正月であった。(松田良孝)

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