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前日の本欄に続き書かなければならないのは…

 前日の本欄に続き書かなければならないのはこの問題が石垣島が平和な島でいられるのか▼それとも国防最前線の島としての道を歩むのか。その選択が子や孫らが担う島の未来を決定づける重大問題だからである▼中山義隆市長は26日、陸自配備計画の受け入れを表明。当日の沖縄防衛局の動きといい、用意周到な手際の良さは3年前の年末、辺野古新基地建設の埋め立てを承認した仲井真弘多前知事の言動を踏襲するかのような“政権追従型;の危険さが漂う▼政治家の決断がいかに重いかを知る上で忘れてならないのが第12代、第14代内閣総理大臣を務めた日本の民主主義を代表する指導者・西園寺公望(1849~1940)だろう▼1940年9月、自ら反対した日独伊軍事同盟を時の近衛内閣が強行したとき「これで日本は滅びる。これでお前たちも畳の上で死ねないことになった。今からその覚悟でおれ」と側近に嘆いたという。そして翌年の日米開戦、西園寺の予言通り日本は敗戦の道をたどることになった▼過去の過ちを繰り返さないために島に戦争につながる軍事基地が必要かどうか、色眼鏡を外して虚心な目でみれば分かるはずだ。主権者は市民。傍観者では何も変わらない。石垣市民にはいま、自分たちの手で平和を勝ち取る本気度が問われている。(鬚川修)

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