八重山農林 小野高校 友好協定を締結
- 2016年12月10日
- 地域・教育
八重山農林高校(渡久山修校長、生徒302人)と福島県立小野高校(長田公雄校長、生徒304人)の友好協定締結式が9日午前、八重農であり、両校の生徒や関係者が末永い交流と発展を願った。今後は、両校が取り組んでいる6次産業化に向けた取り組みや商品開発などの分野で、相互交流を展開していく予定だ。
式で渡久山校長は「友好交流が両校にとって魅力ある学校活性化に結びつき、小野町と石垣市を担う希望の絆にできるよう取り組んでいく」、長田校長は「交流はさまざまな視点を生徒のみならず教職員に投げかけ、石垣市と小野町双方の未来にいろんな種をまくことにつながると確信する」とあいさつ。中山義隆市長、小野町の大和田昭町長が祝辞を述べた。
協定締結にあたっては、小野町名誉町民で石垣市ゆばなうれ大使の小泉武夫氏(73)(東京農業大学名誉教授)が協力した。
小野高からは式に合わせて生徒10人や教職員らが出席。10日、11日に開かれる八重農の「花と緑と食のまつり」で、同校の生徒が開発に関わった「ミネラルトマトうどん」(約100食)などの販売も予定している。
小野高前生徒会長の横田穂乃佳さん(3年)は「試作段階だが、石垣の塩と小野町の桜の花びらを使った桜の塩漬けがコラボ商品としてあり、交流を通して今後このような商品を増やしていけたら」、八重農の安里萌花生徒会長(アグリフード科2年)は「次は八重山から小野町に出向き、農業やさまざまな取り組みなどについて知りたい」とそれぞれ語った。
式後、同校で生徒交流会も行われ、両校の生徒が親睦を深めた。
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