創立20周年の節目祝う 歴代役員らに感謝状贈呈
- 2016年11月29日
- 芸能・文化
登野城(とぅぬすく)獅子保存会(黒島弘会長)の創立20周年を祝う記念式典が27日、石垣市内のホテルで盛大に開かれ、同会の指導などに携わってきた歴代役員らに感謝状が贈られた。関係者ら約90人が参加し、節目を喜びながら集落と同会の発展を願った。同会は、1996年に結成。地域の結願祭や豊年祭だけでなく、全島獅子舞フェスティバル、国立劇場おきなわ公演、石垣島まつりへの出演など幅広く活動している。現在は、20代から40代の会員37人が所属している。
式典では、同会の結成から現在に至るまでの経過報告、感謝状贈呈があった。5代目会長の黒島さんは、登野城の獅子は「大きく、威圧的な眼光で迫力があるのが魅力」と語りながら「若い人を増やし、字会を盛り上げていくために頑張りたい」と抱負を語った。
受賞者を代表してあいさつした相談役の新城弘志さんは「今後とも会員一丸となって、獅子と伝統文化を継承していくことを祈念している」と期待した。
式典後の祝賀会では、神酒を手に古謡を歌う神事「ミシャグパーシ」を行った。中山義隆市長が祝辞を述べ、獅子舞や舞踊などが舞台を飾った。
受賞者は次の皆さん。
▽物故者=冨永実彦、比屋根勇、知念七郎▽会長経験者=上地和雄、上地和浩▽副会長経験者=名嘉真強、上地一史▽相談役=新城弘志▽獅子舞責任者経験者=識名朝三郎▽字会長経験者=山口盛弘、波照間永紘▽物品寄贈=新城永起▽会員(横笛奏者)=新城浩健、小波本直博▽会員(15年以上)=玻座真善光、上地幸雄、上地國男、田幸忠夫
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