石垣第二 W全国切符
- 2016年11月20日
- スポーツ
「石垣第二中、W全国出場決定」。石垣第二中学校(東迎和芳校長)は19日に那覇市で開かれた2016年度沖縄県中学校駅伝競走大会(県中体連など主催)で男子駅伝部が初優勝。同日、佐賀県で開幕した第8回全日本少年春季軟式野球九州大会(全日本軟式野球連盟九州連合会主催)で野球部が1回戦で伊仙合同中(鹿児島代表)に勝ち、同時に二つの部が全国大会出場を決めた。駅伝部は12月17日から滋賀県で開催される全国中学校駅伝大会、野球部は静岡県で来年3月25日から始まる全日本少年春季軟式野球大会へ出場する。東迎校長は「野球、駅伝と二つ同時に全国出場を決めるなんて予期していなかった。非常に驚き、喜んでいる。子どもたちの日ごろの努力の成果。全国のステージを楽しんでほしい」と喜びを語った。駅伝部は同日夜、凱旋(がいせん)し、南ぬ島石垣空港で保護者や学校関係者が盛大に出迎えた。
■野球 九州初戦を突破
鹿児島代表に1-0
野球部は1回戦で鹿児島代表の伊仙合同中に1-0で勝利。初日で上位5校に与えられる全国大会出場を決めた。
試合は二中の砂川羅杏(らいあん)と伊仙・田中の息詰まる投手戦。
四回まで無安打に抑えられていた二中は五回、4番下地敦大の左前安打を足がかりに、続く5番砂川のエンドランが右翼線の適時三塁打となり決勝点。砂川が伊仙打線を1安打完封、投打で活躍した。
与那国賢一監督は「一つのチャンスをしっかりものにできたのが大きい」と評価。砂川主将は「全国は決まったが残り2試合、自分たちの野球をして優勝したい」と意気込みを語った。
■駅伝男子 県中学大会初V
勝負の6区、豊川が快走
【那覇】第40回男子県中学校駅伝競走大会で石垣第二は1時間6分55秒で初優勝。八重山勢では2014年の大浜以来2年ぶりの県制覇となった。
石垣第二は1区で4位につけると、2区で3位、3区で2位と着実に順位を上げ、4区でトップに浮上。5区で名護にかわされ2位に順位を下げたものの、最終6区でアンカーの豊川想大(3年)がラスト1㌔で名護を捉え、20秒の大差をつけ念願の初優勝のテープを切った。
崎田尚孝監督は「九州や全国の選手たちは強いが、まだ日にちはあるので練習を重ねたい」。豊川主将は「九州では優勝を目指したい」と次の目標を据えた。
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