ANA、羽田石垣線で座席数拡大
最新鋭787—9型機が初就航
全日本空輸㈱(ANA)は22日午前、国内で初めて導入した最新鋭の中型機、ボーイング787—9型機(座席数395席)を羽田—石垣路線に初就航させた。
同機は、787—8型機の胴体を延長したモデルで、同8型機から座席・貨物ともに約1.2倍拡大。燃費性能も23%向上するなど高い運航性能を備えている。
機内は新テクノロジーの採用で客室内湿度や耳への気圧負担を軽減、窓の大きさを広くするなど快適性もアップした。座席はプレミアムクラス18席、普通席377席となっている。
ANAによると、羽田—石垣路線の通年搭乗率は約85%と高率で、同機を投入することで高い需要に対応し、利便性の向上と冬場の集客につなげる狙い。
同路線への本格的な投入は11月以降に予定され、利用客の多い週末のダイヤに組み込む。
ANA石垣支店の菅隆宏支店長は「東京から石垣便の予約が取れなくて那覇経由で来島するケースが多い。機材を1タイプ大きくして利便性を高めたい」とし、観光客が落ち込む冬場の機材大型化には「年末年始も控えるほか、引き続き需要はあるので問題はないとみている」と期待した。
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