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米軍北部訓練場のヘリパッド建設で政府は、…

 米軍北部訓練場のヘリパッド建設で政府は、重機などの搬入に陸上自衛隊の輸送ヘリを投入した。目的達成のためには、手段を選ばずとはまさにこのような事をいうのだろう▼また16日には、福岡高裁那覇支部が国の請求を全面的に認め、前知事の名護市辺野古海域の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事の処分を違法とする県側敗訴の判決を下した▼さらに同日、石垣市議会では「石垣島への自衛隊配備を求める決議」案が与党の賛成多数で可決された。この一連の流れから「猪突(ちょとつ)猛進」の言葉が思い浮かぶ▼実際、イノシシは臆病な生き物でむやみやたらに突進するわけではない。何かを恐れてやむなくということもあるだろう。では政府の恐れとは何か▼世界で続発するテロ行為。根底にあるのは「敵だ」「敵だ」とする扇動である。政府の行動が「戦前に針路を取れ」とばかりの軍拡に結びつく発想では恐ろしい。脅威に対抗するには軍事力しかないと思い込めば、いつか来た道となりかねない▼市議会の決議によって市長は、陸自配備でお墨付きをもらったことになる。あとは双方の意見を聞いて、年末ぎりぎりの受け入れ正式表明というシナリオが現実味を帯びてくる。石垣島の将来は、ほんとにこれで良いのか。市民の先見性が試されている。(鬚川修)

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