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29日に開票された竹富町長選挙は新人で

 29日に開票された竹富町長選挙は新人で前町議の西大舛髙旬氏(68)が現職の川満栄長氏(63)を破り、初当選した。野党の候補者擁立作業の難航で告示直前まで無投票が現実味を帯びていただけに、急転直下の町長交代劇だ▼選挙は当初、現職有利と予想されていたが結果は逆に。この背景には、自治労竹富町職員労働組合が、自民系の西大舛氏と政策協定を結び、推薦するという異例の行動をとったように、多くの有権者の間に川満氏の町政運営への不満が広がっていたようだ▼今回、竹職労の異例の行動が町長選の結果を大きく左右した要因の一つとなった。それから考えると、労組の西大舛町政誕生への功績は大だ▼だが、問題はこれからだろう。保守系の町長と革新系の労組。双方には平和行政など根本的な考え方に違いがあろう▼今回は「保革の問題ではない」としていたが、今後、双方の考え方の違いが表面化する可能性も否定できない。そうなった場合、お互いにどう向き合うかだ。中学の教科書への影響も懸念する声もある▼何はともあれ、1日午後、西大舛氏に当選証書が付与され、14日から西大舛氏をかじ取り役とする新生竹富丸が船出する。まったなしの役場移転をはじめ、波照間の航路など山積する課題をどう乗り越えるのか。手腕が問われる。(下野宏一)

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