「むりかぶし」で天体観測 琉大と国立天文台が連携
琉球大学と国立天文台が連携した「観測実習」が29日から4日間の日程で島内で始まった。初日は参加した同大学の学生30人が講義や、むりかぶし望遠鏡での観測などに臨んだ。
同実習は石垣島に国立天文台の施設があることから、2009年に同天文台と同大学が連携協定を結び、毎年行われている。
学生らは同天文台職員らから天体の位置や座標などについての講義を受けたほか、むりかぶし望遠鏡を使い金星、土星を観測した。
同大学の宮良美沙希さん(農学部2年)は「むりかぶし望遠鏡は初めて見たのでテンションがあがった。天体は憧れる、こういう体験はなかなかできない」と八重山の星空に期待を寄せた。
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