乳がん検診を呼び掛け かりゆし病院が施設B評価
- 2016年08月25日
- 社会・経済
医療法人上善会かりゆし病院(橋本孝来院長)はこのほど、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構が撮影装置の精度管理が適切に行われているかをみるために行っている施設画像評価認定で、合格に当たるB評価を獲得した。個人では放射線技師1人と読影医師2人が評価認定を受けた。同院では「施設の設備が整っており、医師、技師は高い技術を持っている。乳がん検診を受診してほしい」と呼び掛けている。
同院では、2006年8月1日に施設認定を受けてからこれまでに2回更新。今回の認定は19年7月31日まで有効となっている。
個人は医師が読影試験、技師が読影のほかにマンモグラフィーの基礎や撮影技術、品質管理などについての筆記試験を行い、一定の基準に従って評価された。
A評価を受けた放射線技師の大場のぞみさんは「親子や姉妹、友達同士で受診に来られる方もいる。気楽な感じで来てもらえたら」と話す。
乳がんの予防について野村義信医師は「自己検診を確実に行い、集団検診を必ず受けることが大事。もし受けられなかった場合は、病院の検診を受けてほしい」と語った。
同院では毎週火、木曜日に女性スタッフが対応しているほか、乳腺エコー検査も女性技師が行っている。「早期発見のためにも画像(マンモグラフィー)と超音波(エコー)を両方受けてほしい」と呼び掛けている。
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