高齢者らの力作ズラリ 21単位老人クラブ約700点
- 2016年08月21日
- 地域・教育
地区老人文化作品展
郡内の各老人クラブ会員の作品を一堂に集めた「第43回八重山地区老人文化作品展示会」(八重山地区老人クラブ連合会主催)が20日午後、石垣市民会館中ホールで始まった。郡内21単位老人クラブから約80人が720点余りを出展し、会場に訪れた多くの人々が力作に触れた。最終日の21日は午前9時から午後3時まで開かれる。
会場にはクバがさなどの伝統民具や流木を使った木工製品、三線や笛、絵画などの作品がズラリと並び、開場後間もなくして作品が売り切れる会員もいた。
この日のために2種類のクバがさを製作して出展した平得老人クラブの新城寛信さん(73)は「クバがさは人気があり、(来場者に)まとめ買いされて売り切れた。買ってくれるのはうれしい」と喜んだ。
同連合会の東田盛正会長は「回を重ねるごとに伝統ある文化作品や新しい発想の作品が増えてきている。作品展を通じて各地域の文化に触れてほしい」と期待した。
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