会場沸かせた「満慶太鼓」 全国中文祭で堂々演舞
- 2016年08月19日
- 地域・教育
川平中生徒16人
第16回全国中学校総合文化祭大分大会(全国中学校文化連盟、大分県中学校文化連盟主催)の舞台発表の部が18日、大分市のiichikoグランシアタで開かれ、7年ぶり2度目の出場となった川平中学校の全生徒16人が「創作 川平満慶太鼓」を勇壮に演舞し、会場を沸かせた。
全国大会は、各地区代表校が演目を披露し合い、互いに観賞する舞台で、川平は3番目に登場した。笛と太鼓、ドラの地謡が奏でる演奏に、パーランクーを持った演者たちが棒術を織り交ぜながら約7分の演舞を披露した。
演舞を終えた本村彩羽さん(3年)は「本番直前まで緊張していたが、演舞が始まると楽しくなって、終わったあとは、もう一度、踊りたくなった。先輩たちの演舞に大きく近づけたと思う。後輩たちにもこの演舞を忘れず続けてほしい」と話した。
派遣費造成など全国出場を支えた川平満慶太鼓保護者会の本村浩司会長は「子どもたちの意気込みが伝わり、涙が出た。これからも川平の伝統行事を大切に、川平で生まれたことを誇りに思えるような学校生活を送ってほしい」と語った。
生徒と保護者たちは19日以降、熊本県にある産山中学校を訪れて文化交流するほか、熊本地震で被災した産山村、熊本城の復旧・復興に向けた寄付も行う。20日に帰島する。
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