八重山出身は新里、宮城さん 本年度冠奨学生は32人
- 2016年08月14日
- 地域・教育
沖縄大学
【那覇】沖縄大学(仲地博学長)の2016年度冠奨学生に八重山出身の新里友都さん(こども文化学科3年)=新栄町出身=と宮城吉生さん(法経学科4年)=新川真喜良出身=ら32人の学生が選ばれ、同大で11日、寄付した企業・団体や個人から奨学生証書を受けた。
証書の授与式で新里さんと宮城さんは、八重山有志会の喜舎場信夫在沖八重山郷友会連合会長と同大の同窓会八重山支部有志の金城正弘沖縄大学同窓会長から寄付を受け、それぞれ「母子家庭で大学に入れたのも母のおかげ。大学生活を無駄にせず、石垣島に戻って小学校教員として島に貢献したい」、「就職活動と並行しながら学科ゼミ大会で上位入賞を目指す。生まれ育った島に貢献したい」と思いを語った。
喜舎場、金城両氏は「大学生活に有意義に使ってほしい。将来の夢に向かって頑張ってください」と激励した。
同大の冠奨学金制度は01年に創設され、学業成績や人格に優れ、学経済的理由により修学が困難な学生を対象に授業料の半額程度が給付される。16年度は10社6団体2個人から32口の寄付があり、仲地学長が感謝状を贈呈した。
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