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41年ぶりに里帰り きょうオンプールで特別奉納

41年ぶりに里帰りした登野城字会の「雉子牡丹」。製作者の新城弘志さんが修復した=29日午前、登野城の新城さん宅

41年ぶりに里帰りした登野城字会の「雉子牡丹」。製作者の新城弘志さんが修復した=29日午前、登野城の新城さん宅

登野城字会の頭

 本島本部半島で1975年7月20日に開幕した本土復帰特別記念事業の沖縄国際海洋博覧会に展示され、故郷を離れていた登野城字会の頭「雉子牡丹」(きじぼたん)が今月15日、41年ぶりに里帰りした。修復作業を終えた雉子牡丹は30日午後2時から天川御嶽で行われるオンプールで特別奉納される。

 雉子牡丹頭は新城弘志氏(81)が73年に製作したもので、同年のムラプールで雉子の一部が高圧電線に触れて損傷したが、新城氏が復元し、74年の豊年祭で奉納した後、海洋博覧会に貸与した。

 頭など県内の収蔵品785点は博覧会終了後も沖縄館に引き継がれ、96年10月の閉館まで展示されたが、その後の行方が分からなくなっていた。製作当時の持ち手で旗頭会副会長の上地和浩さん(58)らが探していたところ、昨年になって保管場所が判明。交渉して返還にこぎ着けた。

 今月15日に南ぬ島石垣空港に到着。製作者の新城さんが、解体されていた頭を修復して組み立てた。新城さんは「雉子牡丹の頭はこれが最初につくったもの。どこに行ったのか、気になっていたが、見たときは感激した。立体的に工夫した当時の製作過程もよみがえってきた」としみじみ。

 オンプールの特別奉納で1番手で持つ上地さんは「この頭には愛着がある。重量感があり、持つと充実感を味わえる。ほんとにうれしい」と話している。

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