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開館時期めど立たず ディディ与那国館

完成間近の与那国島歴史文化交流資料館「ディディ与那国館」=12日午後

完成間近の与那国島歴史文化交流資料館「ディディ与那国館」=12日午後

職人不足など工事遅延 オープンは9月上旬か

 【与那国】歴史・文化を継承し、観光交流を促進する拠点として町が与那国中学校北側で整備を進めている与那国島歴史文化交流資料館「ディディ与那国館」は、職人不足などで工事が遅れた上、展示構成の調整が終わっていないため、開館時期のめどが立っていない。当初は6月24日を予定していたが、総務財政課によると、9月上旬までにはオープンさせたいとしている。

 建物はほぼ完成しており、現在は外構工事などが急ピッチで行われている。

 同館は、与那国の唄や踊りを通じて文化や民俗に触れ、交流を図る「唄ラボ」、与那国の交流の歴史などに触れることのできる「風ラボ」、与那国の食材を生かしたメニューを提供したり、料理体験をしてもらったりする「食ラボ」で構成。

 展示の風ラボは「島の人生|交流の島どぅなん」のタイトルで、町がリストアップした40点のうち12点を常設展示する方向で調整している。

 御用船で使用されたとみられる「船香炉」、与那国最大の神事「マチリ・カンブナガ」の期間中、東公民館が執り行う「ウラマチリ」の日に使われる神器「瓢箪秤(ひょうたんはかり)」、稲の害虫ドロオイ虫を駆除するための農具「水田用虫取り機」などがある。虫取り機は台湾から本土を経由して入ってきたものとみられるという。

 ただ、外光が入るなど貴重な資料の展示に不向きな構造となっているため、複製品で対応する資料もある。

 同館は指定管理者、一般社団法人与那国フォーラム(代表理事・外間守吉町長)が管理運営を行うことになっており、与那国島伝統芸能の保存継承に向けた調査・人材育成計画策定事業を3年間にわたって実施するほか。2013年を最後に中断している「どぅなんスンカニ大会」を復活させることにしている。

 同館は2543平方㍍の敷地に、鉄筋コンクリートを取り入れた木造平屋建て(526平方㍍)の施設。

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