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「日本の独立は神話」は、歴史に刻まれる…

 「日本の独立は神話」は、歴史に刻まれる言葉になるかもしれない。安倍総理との会談での翁長知事発言だ。1963年、キャラウェイ高等弁務官の「(琉球の)自治は神話」を下敷きにしている。米国追従、無為無策の日本政府を痛烈に皮肉った▼中山石垣市長のコメントも際立っている。女性遺体遺棄事件に関する県内全首長発言を県紙が特集した。「事件と米軍の存在をリンクさせ、同じテーブルに上げるのはよくない」と▼宮古島市長、竹富町長は地位協定見直し、与那国町長は日米安保不要論まで踏み込んだ。「米軍基地あるが故の事件」という共通認識が前提だ▼知事発言は名言として、市長発言は残念ながら「異物」として記憶されるだろう。26日の県議会抗議決議は、初めて「全海兵隊の撤退」に踏み込み、公明党県本も賛成した▼私事ながら1955年生まれ。6歳女児が米兵に暴行殺害され、無残にも基地内のごみ捨て場に遺棄された事件の年だ。今回の被害者は、くしくも日米両国を震撼(しんかん)させた少女暴行事件のあった1995年生まれ。いくら年月が流れても沖縄の悲劇は終わらない。なぜ、この不条理を、理不尽を見ようとしない。歴史に学ばぬ者は必ず誤る▼事件に深い悲しみと激しい怒りを共有する。決して忘れない。私たちはヒジュルーではない。(慶田盛伸)

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