農業の魅力や活動成果を発表 農業クラブ意見発表大会
- 2016年05月13日
- 地域・教育
八重農
八重山農林高校(渡久山修校長、308人)は12日、体育館で校内農業クラブ意見発表大会を行い、三つの分野で11人が出場、8人が優秀賞に選ばれた。8人は今後、校内の審査会で3人に絞られ、本島で6月29、30日に行われるフィーチャー・ファーマーズ・沖縄(FFO)大会意見発表の部へ派遣される。
発表区分は生産・流通・経営(Ⅰ類)、開発・保全・創造(Ⅱ類)、ヒューマンサービス(Ⅲ類)の3分野。それぞれが農業の魅力や農業クラブ活動を通して学んだことなどを発表した。
Ⅲ類で優秀賞に選ばれた石川翔子さん(フードプロディュス科1年)は「生きることは 食べること」と題し発表。
幼少時に飼っていたニワトリがある日、食卓に出され、何も知らずに食べてしまい、とさつした父に激しい怒りを感じたが、父から経済動物という言葉を教えてもらい、生きるために必要なことだと諭されたという。
石川さんは「命あるものに感謝し、おいしく食べるために、どのように育てられているのか知るために農高に入学した。生き物を育て食材として加工するまでの実践的な授業に魅力を感じている」と述べた。
優秀賞の受賞者は次の通り。
▽Ⅰ類=新垣伊武樹(フードプロデュース科1年)、前盛瑞穂(アグリフード科2年)
▽Ⅱ類=嶺井千裕(ライフスキル科3年)、新里竜之介(グリーンライフ科3年)、仲桝人夢(ライフスキル科2年)
▽Ⅲ類=石川翔子(フードプロデュース科1年)、新城舞(ライフスキル科2年)、宇根底舞(ライフスキル科2年)
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