熊本地震被災地に支援を 市内6店舗が活動開始
- 2016年04月16日
- 地域・教育
売上金の一部を熊本へ寄付
熊本県で震度7の揺れを観測した地震から一夜明けた15日、石垣市内でも被災地への支援に向けた活動が動きだした。市内浜崎町の複合型商業施設「石垣島ヴィレッジ」に入居する飲食店6店舗は売り上げの一部を熊本に寄付することを決めた。熊本など九州各地の地酒を取りそろえる「アカハチ」の松永若菜店長(30)は「入居テナントで働く人の中には熊本や九州の出身者が多い。一緒に働く仲間と熊本を思い、地酒を通して支援したい」と話した。
同施設の入居テナントには熊本や九州に関連店舗があるケースや、熊本など九州出身のスタッフも多い。このため、各店舗のオーナーは地震発生直後にLINEを使って全テナントスタッフに被災地支援を呼びかけた。
その結果、6店舗で支援活動をスタートさせ、全テナントに広げていくことになった。各店舗に募金箱も設置する。集まった義援金は石垣市を通して熊本県に届ける予定。
「アカハチ」では、15日から熊本の米焼酎「白岳」と「吟香鳥飼」の2銘柄を店内カウンターの前面に出してPR。松永店長は「多くの人が熊本のお酒を飲んでほしい。それが支援につながる。やれることはやっていきたい」と話した。
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