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若者たちが政治、進路で意見交換 ”議論の場、広がれば”

北海道から沖縄まで幅広い年代層が集まり、関心事について議論した「ゆいたくPLACE」=28日夕、大浜信泉記念館

北海道から沖縄まで幅広い年代層が集まり、関心事について議論した「ゆいたくPLACE」=28日夕、大浜信泉記念館

高校生が企画し実現「ゆいたくPLACE」

 県内外の高校生や大学生、社会人などがさまざまな議論を行う「ゆいたくPLACE」が28日夕、大浜信泉記念館で開かれ、北海道や埼玉県などから訪れた参加者約30人が政治や進路など、関心を持っていることについて話し合った。八重山高校2年の島尻優楓さん(17)が企画。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で呼び掛け、初めて開催した。

 参加者は四つのグループに分かれ、それぞれの関心事を協議。

 全国の高校生や大学生がインターネット上で時事問題を議論する場を設けるなどの活動を行っている北海道旭川東高校3年生の田中駿介さん(18)は、政治について「どういうイメージを持っているか」と提起。

 そのグループの参加者からは「難しい」「堅いイメージ」「身近じゃない」などの意見が上がり、田中さんは「一人一人が価値判断をしてここに来た。これも個人レベルの政治ではないか。ヒトラーを民主主義で選んだ政治は怖い。だからこそ考えなければならない。堅いと思わず、考えてみようと思ってほしい」と自身の思いをぶつけた。

 石垣第二中学校出身で開邦高校英語科2年生の笹原すみれさん(17)は海外研修や高校生活、将来の夢などを紹介し、母校の中学生に「島や沖縄発展のためにも若い内にどんどん外に出て活動し、いろんなことを蓄えて還元していこう」と呼びかけた。

 八重山高校に進学する石垣第二中3年の花城美海(みう)さん(15)は「知識が少なく、いろんな人の話を聞くことができていい機会になった。高校では平和ガイドに挑戦したい。踊りで沖縄のよさもアピールしていきたい」と意欲。

 島尻さんは「まったく知らない情報を得られ、共有できて世界が広がった。こういう場を自分だけでなく後輩にもつなげながら、仲間を増やしていきたい」と語った。

 田中さんは「賛成、反対で分断するのではなく、同じテーブルについて、腹を割って話せる場が広まっていけば」と期待した。

  • タグ: ゆいたくPLACE
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