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サバニツアーを開始 新たな観光メニューに期待

久宇良地区を拠点に始まったサバニツアー。進水式では多くの人たちがサバニの帆走の魅力を体験した=20日午後、久宇良サンセットビーチ

久宇良地区を拠点に始まったサバニツアー。進水式では多くの人たちがサバニの帆走の魅力を体験した=20日午後、久宇良サンセットビーチ

久宇良地区

 久宇良地区を拠点に木造サバニを利用した体験観光「久宇良サバニツアー」が20日から始まった。昨年12月に同地区でサバニの造船所「吉田サバニ造船」を開設した吉田友厚代表(41)が企画するもので、明石から平久保までの平久保半島西海岸のコースで乗船ツアーを行う。新たな観光メニューとして期待され、過疎化が進む同地区の活性化策になるか注目される。

 この日は、南都グループ石垣島サンセットビーチの協力を得て進水式が行われ、100人余りが訪れた。参加者は安全祈願を行った後、アウトリガーを取り付けたサバニの帆走を体験した。

 長男の奏(かなで)ちゃん(5)と観光で訪れた川崎実さん(47)=東京=は「意外と速くて安定していた。帆で走るので気持良かった。海もきれいだった」と満足げ。

 進水式には石垣市観光文化スポーツ局の大得英信局長も出席、「石垣島の新たな観光ツールとして期待する。観光客の掘り起こしにつながる」と激励した。

 久宇良の開拓移民2世の比嘉靖弘さん(70)は「サバニツアーを通して久宇良の知名度が上がり、地域や北部全体を盛り上げてくれることを大いに期待したい。地域としてツアーが成功するよう協力する」とエール。久宇良公民館の村山雅庸館長は「久宇良がサバニの里として全国、世界に広がることを期待する」と述べた。

 吉田さんは、ツアー用のサバニ3隻を用意。進水式に訪れた船大工の新城康弘さん(88)=白保=は「よくやっている」と弟子の造船技術に目を細め、吉田さんは「サバニをいっぱい造って、サバニの良さを広めたい」と話した。

  • タグ: サバニツアー久宇良地区
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