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「皆さまの眼下に石垣島がご覧になれます」…

 「皆さまの眼下に石垣島がご覧になれます」。キャビンアテンダント(CA)のアナウンスを聞くと、ため息が出る。アジア方面に旅行するときだ▼那覇ならまだしも、関空や羽田、成田経由だと時間の無駄だと痛感する。「石垣から海外に直接行きたい」が夢だった。それが新石垣空港の完成で実現可能な期待へと変わった。小さいとはいえ、国際線ターミナルも併設されたから▼さらに新空港開港まもなく、韓国や台湾からチャーター便が飛んで来た。台湾からは定期的な運航が行われるようになった。過去に石垣市初の国際チャーター便で台湾を訪ねたことがあるが、まるで隣の宮古島へ旅行するような感覚だった▼その後台湾からは週2回、チャーター便が運航するようになったが、そのほとんどが市内のリゾートホテルに宿泊する観光客で占められ、地元市民の利用はなかなか難しい。このため那覇経由で台湾へ向かう▼台湾定期便が開設し、気軽に利用できるようになれば、アジアは近くなる。大都市が近隣という特性を生かせるようになる。開会中の2月定例県議会では新空港の国際線ターミナル拡張整備で13億7千万円余りの事業費が計上された▼国際観光都市へ前進するが、海外の航空会社・旅行会社と地元との考えはなかなかマッチングしない。双方の計画のすり合わせを期待したい。(黒島安隆)

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