名蔵の水田 カンムリワシ姿現す
- 2016年02月15日
- 自然・科学
愛好家らが特徴を観察
カンムリワシ・リサーチ(佐野清貴代表)は14日午前、石垣市名蔵の水田地帯でカンムリワシ観察会を開いた。野鳥愛好家や家族連れなど約40人が参加、カンムリワシの「フィーフィー」という甲高い鳴き声を聞いたり、木の高い位置に止まっているカンムリワシを観察したりした。
同リサーチは毎年、旧正月に合わせて「カンムリワシ週間」を設定しており、ことしは2月8~14日。観察会は同週間に併せて、国の特別天然記念物に指定されているカンムリワシについて理解を深め、保護につなげていく目的。
観察会では佐野代表がカンムリワシの特徴などについて説明した後、カンムリワシが姿を現し、参加者は双眼鏡や望遠鏡で観察したり、カメラで撮影したりした。
家族で参加した登野城小6年の福原翔生君は「カンムリワシがとてもかっこよかった。もっといろんなところで探してみたい」と話していた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 造成工事を中断 カンムリワシの営巣活動確認 2020/05/22
- 重機による造成工事再開 防衛局「機械音に注意払う」 2019/05/27
- カンムリワシの営巣確認 平得大俣 2019/05/10
- カンムリワシを放鳥 富野小中の正門前で輪禍 2019/05/09
- カンムリワシを放鳥 西表島高那地区 2019/04/12
- カンムリワシ数羽確認 陸自着工予定現場 2019/03/01
- カンムリワシを放鳥 2018/11/28
- カンムリワシ 事故防げ 環境省石垣事務所 2018/08/22
- カンムリワシ受難 交通事故か、今年3羽死ぬ 2017/03/21
- 事故から回復、再び空へ カンムリワシを放鳥 2016/03/31