完走者に贈る記念メダル完成
- 2016年01月22日
- スポーツ
第14回石垣島マラソン大会
第14回石垣島マラソン大会で使用される完走記念メダルが21日までに完成した。メダルは焼き物で、グリーンガラスの上薬を使った光沢性のあるデザイン。10㌔、ハーフ、フルの全完走者に贈られる。メダル製作は、石垣市から委託を受けた3業者が担当し、1業者1400枚で合わせて4200枚。
このうち、障害者の就労継続支援を行っている社会福祉法人わしの里(栽里秋理事長)の大浜工房(島袋喜代美施設長)では、完成したメダルにネックストラップを取り付ける仕上げの作業に大忙し。利用者らは「全員が完走できるように頑張って」とエールを送る。
焼き物のメダルは、大浜工房の提案で2012年の第10回大会から採用。大浜工房が地元の土を使って粘土をつくり、各業者に提供している。粘土から製作まですべて地元というのが特徴だ。
大浜工房ではメダル製作に約30人が関わっており、売り上げはすべて工賃として利用者に還元される。島袋施設長は「一枚一枚微妙に色合いが違っており、世界でたった一つのメダル。ぜひ完走して受け取ってほしい」と話している。
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