きょう「ムーチー」
- 2016年01月17日
- 社会・経済
月桃の香り店内包む
17日は旧暦12月8日の「ムーチー(鬼餅)」。邪気払いと家族や子どもの無病息災、健康長寿などを祈願する習わしで、月桃の葉に包んだもちを仏壇や神棚に供える。
この時期の厳しい寒さは「ムーチービーサ(鬼餅寒)」と呼ばれる。石垣島地方気象台によると、14日に与那国島でことし最低の15・3度を観測。寒さは15、16日には少し和らいだが、東シナ海の低気圧から延びる前線が八重山地方を通過する後の17日夕以降、大陸高気圧の寒気の影響で気温の低い日が続く見込み。
ムーチーを前に、石垣市内のスーパーや商店では16日、月桃の葉に包まれたカーサームーチーを販売する特設コーナーが設けられ、店内にはもちと月桃の甘い香りが漂っていた。
このうち、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場(本若展充店長)では、白もちや黒糖、紅芋、ヨモギなどのカーサームーチーが並び、買い物客が手に取っていた。買い物客の50代女性は「いろんな種類があっておいしそう。家族と一緒に食べて無病息災を祈願したい」と話した。
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