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与那国町 新製糖工場の落成祝う 26日から操業開始

鎌で新製糖工場のテープカットを行う関係者ら=15日午後、新製糖工場

鎌で新製糖工場のテープカットを行う関係者ら=15日午後、新製糖工場

製品の品質向上を期待 農家、反収アップに意欲

 【与那国】町が沖縄振興特別推進交付金を活用して整備を進めてきた新製糖工場が15日、落成した。新工場は1日50㌧のサトウキビを処理し、6㌧の黒糖を作る能力がある。固形糖のほか、旧工場では作れなかった粉状糖の製品化も可能となっており、幅広いニーズに対応できるようになった。衛生管理の徹底による品質向上、自動化による生産コストの軽減につながることも期待されている。今期操業の開始は20日を予定していたが、機械の微調整が必要として26日に延期した。

 新工場は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は3723平方㍍。総事業費は27億5963万円。

 町内のサトウキビ生産は2002年の7100㌧をピークに減少、11年には4000㌧を割り込んでいたが、今期は5508㌧を見込む。町は7000㌧を目標に掲げており、反収アップが課題。

 町さとうきび生産組合の鳩間信助組合長は「2年前から若い農家が徐々に増えており、反収アップを図ろうと肥培管理の勉強会を開催している。新工場の完成は組合にとってもチャンス。反収アップのステップにしたい」と意欲をみせる。

 指定管理者として新工場を管理運営するJAおきなわの砂川博紀代表理事は式典のあいさつで「農家が丹精込めて育てたサトウキビを安心安全でおいしい黒糖に仕上げ、全国に出荷することを宣言する」と述べた。

 外間守吉町長は式辞で「新工場の完成で黒糖製品の品質向上が図られる。安定的な加工と供給、販売で島の経済を潤し続けることを期待する。きょうは島のサトウキビ産業の新たなスタート」と期待した。

 この日は午後2時から工場で関係者らが鎌でテープカットを行い、落成を祝った。工場内を見学した後、嶋仲公民館で式典、祝賀会を行った。国、県、JAの担当者や生産農家らが出席した。

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