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資料館建設を国・県に要請 石垣市

新納義馬氏の講演に聴き入る来場者ら=14日午後、市民会館中ホール

新納義馬氏の講演に聴き入る来場者ら=14日午後、市民会館中ホール

新納会長が調査体験報告

「尖閣諸島開拓の日」で式典

 

 「尖閣諸島開拓の日」の14日午後、石垣市は市民会館中ホールで式典を開き、中山義隆市長は「尖閣諸島の歴史と自然環境を広く伝えていくためにも、引き続き資料館の建設を国・県に要請していきたい」とあいさつした。琉球大学名誉教授で尖閣諸島文献史料編纂(さん)会の新納(にいろ)義馬会長は「尖閣諸島学術調査の思い出と島の自然」をテーマに講演し、1953年から80年にかけて琉球大学や内閣府の学術調査で6回にわたって尖閣諸島に訪れた際の体験談を語った。

 会場には大勢の市民が来場。新納氏は「県内で流通している水コケは本土から来ているものだが、尖閣諸島には非常に珍しい水コケがあり、県内ではここにしかない」と述べ、写真を交えて報告。

 ヤギの食害にも触れ、「植物の食害が大きく、どうして調査時に駆除しなかったのか後悔している。なんとかヤギを駆除しなければならない」と訴えた。

 53年の調査でビロウ(クバ)の葉で作ったテントで寝泊まりした体験を振り返り、「波が高いと船を着けることができず、日程通りに調査することは難しかった」と話した。80年の内閣府の調査では「炊事係もいたので食事の心配もせず、調査に専念することができた」と述べた。

 自民党の西銘恒三郞衆議、民主党の藤本祐司参議、日本のこころを大切にする党の浜田和幸参議、内閣官房領土・主権対策企画調整室の市川正樹内閣官房室長らがあいさつした。

  • タグ: 尖閣諸島開拓の日
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