23年ぶり優勝を祝う 波照間公民館で盛大に祝賀会
八重山毎日駅伝大会
【波照間】波照間公民館(東迎一博館長)は28日、波照間農村集落センターで第41回八重山毎日駅伝競走大会の優勝祝賀会を開き、約40人が喜びを分かち合った。東迎館長は「大会当日の朝、『優勝旗は最西端の与那国から最南端へ渡る』と選手を激励した。(優勝は)監督をはじめ選手一人一人の島を愛する心のおかげ」と健闘をたたえた。
同大会は6日に開かれ、波照間は初の完全優勝で23年ぶりの総合優勝を飾り、躍進賞も獲得した。
祝賀会では選手が優勝旗と盾を手に入場すると、温かい拍手で迎えられた。東迎館長は3区を走った大仲孝選手から優勝旗を受け取り、大きく掲げてみせた。
金嶺学監督は「優勝できたのは監督の力ではなく、島民と郷友会、選手の島を愛する心のおかげ。来年も波照間の力を集めて頑張るので支援をお願いしたい」とあいさつした。
八重山郡陸上競技協会の西里幸晴会長は波照間の駅伝の歴史を振り返るとともに、今大会の経過報告を行い、「波照間の人たちは、正月に行う走ろう会や幼小中合同駅伝大会などを通じて、子どものころから走る喜びを感じている。継続は力なりという言葉を胸に、続けてほしい」と話した。(本比田里奈通信員)
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