幻想的な明かりにうっとり 南の島氷灯ろう祭り
- 2015年12月27日
- 社会・経済
2年ぶり開催に親子多数
いしゃなぎら青年会
いしゃなぎら青年会
2年ぶりの開催となった「第15回南の島氷灯ろう祭り」(いしゃなぎら青年会主催)が26日夜、宮鳥御嶽で開かれ、会場は赤や青などに色付けされた氷灯ろうの幻想的な明かりに包まれた。
同祭りは16年前に、街灯の少ない石垣小学校の北通りを明るく照らそうと、当時の青年会(富浜公雄会長)が始めたのがきっかけ。昨年は国立劇場開場10周年公演への出演で開催できなかった。
氷灯ろうは、大洋フーズ㈱の全面協力を得て大型冷凍コンテナで同青年会が2カ月かけて制作。会場には水を固める際に色付けした赤や青などの灯ろう100基が所狭しと並べられ、訪れた家族連れなどが幻想的な雰囲気を楽しんだ。
國吉長朗会長は「子どもたちが明るく楽しめるよう続けてきたイベント。若い力で地域を盛り上げていきたい」と話した。
第1回開催時は小学生だったという青年会の大濵智世さん(24)は「(石小の北通りは)小さいころは本当に道が暗くて、通るのが怖かった。氷灯ろう祭りのおかげで通れるようになった」と思い出を話した。
祭りに合わせて、みやとり文庫も開かれ、子どもたち向けにリース作りや読み聞かせが行われた。
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