石垣4町内チームが優勝 消火栓操法大会に10組参加
- 2015年12月15日
- 地域・教育
自主防災連絡協が初の試み
石垣市自主防災連絡協議会(池城孝会長、43自主防災会)は13日午後、身近にある消火栓の操作技術を習得・普及させようと、石垣市消防本部構内で第1回消火栓操法大会を開催した。自主防災会が独自に大会を行うのは県内でも初の試み。9自主防災会から10組(一組3人)が参加した結果、石垣地区自主防災会の4町内チームが優勝した。
大会では、消火栓にスタンドパイプを接続し、三つのホースを結合して放水する操作の技術を点数化して順位を決めた。
4町内チームの代表、石垣英邦さん(58)は「消火栓の近くにいる人たちが操法を経験したほうがよい。そうすれば初期消火が短時間ででき、共助につながると思う」と話した。
池城会長は「自主防災会は、共助の役割を果たす。消火栓の操法は防災の基本をなすもの。会員の技術向上こそが多くの人命を救い、減災につながる」と強調。大工嘉広消防長は「大会に向けた訓練で培った技術や経験を今後の防災活動に生かしてほしい」と期待した。
大会に先立ち、7自主防災会の合同結成式も行われ、連絡協の加盟組織は43に拡大した。
結果は次の通り。
①石垣4町内(仲新城長敏、向井克、石垣英邦)②双葉(仲本賢治、石垣保篤、金城幸忠)③石垣2町内(石垣英祐、仲新城長雅、仲新城悠人)④白保⑤新川⑥栄⑦伊野田⑧登野城⑨平久保⑩天川
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