安全祈願し操業スタート 波照間製糖
平年並み、3月上旬まで
【波照間】波照間製糖㈱(西村憲社長)は9日、圧搾開始式を行い、西村社長ら関係者が切断機に今期最初のサトウキビを投入し、操業の安全を祈願した。操業は3月上旬までの見通し。
西村社長は「昨年は干ばつにより生産量が平年の6割にとどまり、工場の能力を発揮できなかった。今期は安全を第一に、よりよい製品づくりに努めましょう」とあいさつした。
今期の収穫面積は203.10㌶(前期実績209.69㌶)、単収5.48㌧(同3.49㌧)、生産量1万1136㌧(同7310㌧)で、平年並みに回復する見込み。
同工場は当初、7日に圧搾開始式を行う予定だったが、船便の欠航で多くの工員が来島できず、9日に延期していた。(本比田里奈通信員)
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