迅速な初動、的確な対応 口蹄疫発生に備え訓練
口蹄(こうてい)疫の発生に備えて訓練を行う本年度の八重山地域特定家畜伝染病防疫実動演習(八重山農林水産振興センター主催)が3日午後、八重山合同庁舎2階大会議室で開かれ、行政や生産団体、獣医師など約60人が防疫服や防疫用具の着用手順などを確認した。
防疫服の着脱訓練では、手袋を2枚重ねたり、手袋と服の隙間をガムテープで密閉するなど、手順を踏まえて訓練を行った。
講話も行われ、八重山家畜保健衛生所衛生担当の池宮城一文さんは国内外で起きた口蹄疫の被害を紹介し、「迅速な初動と的確な対応で被害を最小限に抑えられるが、少しの油断で感染が拡大し、畜産農家の壊滅にもつながりかねない」と、初動の大切さを訴えた。
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