与那国島一周マラソン大会 537人が完走
- 2015年11月15日
- スポーツ
第23回日本最西端与那国島一周マラソン大会(与那国町主催)は14日午後、与那国中学校をゴールとする25㌔と10㌔のコースで行われた。過去最多の申込者703人に対し、計537人が与那国島の景色を楽しみながら完走。沿道には子どもたちら住民が繰り出し、島内はマラソン一色。レースは25㌔男子で村松稔(38)=与那国=が3連覇で通算8度目のV。同女子では東濵リエ(51)=与那国=が第18回大会以来2度目の優勝を飾った。
大会は正午から与中体育館で開会式を行った後、祖納青年会(川越義希会長)のメンバーが場を清める「ンヌン」を行い、勇壮な太鼓で参加者の安全と完走を祈願した。
25㌔コースは与那国中グラウンドを午後1時に出発。数人で先頭集団をつくったが、中間地点付近で村松が抜け出し、他を引き離した。タイムは1時間37分49秒。
女子は出発時から東濵が飛び出し、最後までトップをキープ、2時間12分46秒でテープを切った。
10㌔は西崎灯台を午後1時半にスタート。男子は初出場の具志堅和人(30)=西原町=が37分18秒、女子は金井瑠都(35)=与那国=が49分08秒でそれぞれ初優勝を飾った。
この日は、心配された雨はなかったが、気温26・5度、湿度82%に上昇。ジョガーにとっては蒸し暑いコンディションとなった。集落の沿道や給水ポイントで住民らの後押しを受けた。
与那国中体育館で行われた表彰式では、各部門の優勝者が場内をパレード、トロフィーを高々と掲げ、大きな拍手で祝福を受けた。ふれあいパーティーも行われた。
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