「感動をありがとう」
- 2015年10月27日
- スポーツ
一塁側スタンドには、選手の保護者や八重高OBのほか、鹿児島県外からも郷友や野球部OBらが駆けつけた。約70人がオレンジのTシャツや黄色のハチマキを身に着け、メガホンを持って声を張り上げた。4点を追う四回裏、八重高が1点を返すと大騒ぎ。この後、反撃かなわず敗れたが、「感動をありがとう。来年夏に甲子園を目指そう」と期待した。
家族で応援に来ていた又吉海智捕手の姉・智乃さん(25)は今日が誕生日。「地区大会から県大会、九州大会まで来られて毎日が夢のようだった。きょう、夢が覚めてしまったが、夏の大会ではまた夢を見させてほしい」と感謝。
兄の大智さん(23)は「1回戦は緊張しているようだったが、今日は本来の笑顔が出ていてよかった。男兄弟で甲子園に行ける最後のチャンスは一番下の海智なので、夏に向けて家族みんなで協力したい」と話した。
八重高野球部OBの仲里和樹さん(23)は「自分たちが行きたかった甲子園を目指して夏に向けて頑張ってほしい。OBも百パーセントの力を出して応援する」と支援を約束。
同OB会の石垣三夫さん(63)は「地元の子どもたちだけでここまで来られて感動している。あと一歩足りなかったが、修正するところは修正して、夏の大会に向けてほしい」とエール、「選手たちからは応援がうまくなってきていると言われた。夏にはもっとうまくなっていると思う」と笑顔をみせた。
仲山琉斗の姉、真梨奈さん(24)は東京から駆けつけ、「みんなが野球を楽しんでいる様子が伝わってきた。また応援したくなった」と八重高ファンになった。
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