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遊歩道、利用再開のメド立たず 県名勝のサンニヌ台

台風被害などで立ち入り禁止となっているサンニヌ台の展望台(奥)と遊歩道(右)。展望台は本年度内に修復できる見通しだが、遊歩道は再開のメドが立っていない=17日午後

台風被害などで立ち入り禁止となっているサンニヌ台の展望台(奥)と遊歩道(右)。展望台は本年度内に修復できる見通しだが、遊歩道は再開のメドが立っていない=17日午後

展望台の柵は修復の見通し 完成したばかり、台風で被害 与那国

 【与那国】ことし3月に完成したばかりのサンニヌ台の展望台は、8月の台風13号で柵が吹き飛ばされ、使用できなくなっている。町総務財政課によると、業者側が取り換えることにしており、本年度内には修復できる見通し。一方、2011年以降、安全性の観点から入り口が閉鎖されている遊歩道については、利用再開のメドが立っていない。

 サンニヌ台は、切り立った断崖が階段状に海まで続く雄大な地形を有し、遊歩道を下りていくと、軍艦岩が目の前に迫ってくる景勝地。県の名勝にも指定されている。

 町は14年度で、地盤の劣化などで使用不能となっていたあずまやに代わる新しい施設として、あずまやを兼ねた高さ2・4㍍の展望台(31.7平方㍍)を新たに整備した。

 施設は風速60㍍に耐えられるよう設計されていたが、64.7㍍の最大瞬間風速を記録した8月の台風13号で海側の柵が吹き飛ばされたため、町は立ち入り禁止措置をとっている。他の柵も台風で弱っているため、業者が本年度内に全部取り換えるという。

 一方、断崖絶壁の上に造られている遊歩道は、台風によるサンニヌ台近くの土砂崩壊や手すりの劣化などで危険な状態にあるとして、入り口を金網で閉鎖して立ち入りを禁止している。

 今後の対応について上地常夫総務財政課長は「莫大(ばくだい)な金を使わずに通す方法があるか、コンサルタントに技術提案を投げかけている。今後、方法を検討していきたい」と話している。

  • タグ: 与那国サンニヌ台
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