「今後も友好的な付き合いを」 宜蘭県議会を表敬
市交流促進訪問団
【台湾蘇澳鎮で上地矢寸志記者】石垣市と蘇澳鎮の姉妹都市締結20周年で台湾を訪れている市交流促進訪問団(団長・中山義隆市長、26人)は24日午前、宜蘭県議会(陳文昌議長)を表敬した。
陳議長は「石垣市の農業や漁業は台湾と似ているところもあり、よい部分を習いながら今後も友好的に付き合っていければと考えている」とあいさつ。中山市長は「姉妹都市、蘇澳鎮を中心に宜蘭県とも付き合って行ければと思う」と応じた。知念辰憲議長も宜蘭県議会の歓迎に礼を述べた。
宜蘭県議会の林棋山副議長は石垣市と蘇澳鎮の姉妹都市締結時に蘇澳鎮長を務めていたことがあり、「石垣と蘇澳の間でフェリーや客船を走らせることができれば、移動時間の短縮が図られ、交流も促進できるのではないか。ぜひ、直行便を達成したい」と意気込みを話した。
意見交換では平良秀之市議が「東日本大震災の折、多くの義援金を届けていただいた真心を忘れることなく、文化芸術交流を通して、さまざまな問題が発生してもそれを乗り越えられる関係をつくっていきたい」と交流の促進に期待を寄せた。
訪問団一行はこの後、台北に移動して県産業振興公社台北事務所を訪問した他、台北市内を視察して帰国した。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- ようこそ石垣島まつりへ 2017/11/04
- 5月に蘇澳鎮から交流団 姉妹都市の児童生徒が来島 2016/01/26
- 石垣市と蘇澳鎮 観光交流など促進へ 2015/09/24
- 石垣市訪問団 台湾蘇澳鎮入り 2015/09/23
- 蘇澳鎮訪問団が結団式 3分野で交流促進覚書交わす 2015/09/09