与那国島歴史文化交流資料館 島独自の歴史・文化を発信
- 2015年09月24日
- 地域・教育
来年4月までに開館
【与那国】町が島独自の歴史・文化・交流を発信するとともに体験交流の場を提供する施設、与那国島歴史文化交流資料館「ディディ与那国交流館」は8月の町議会臨時会、9月の定例会で工事費や備品購入費が承認されたことで開館の見通しが立った。町総務財政課によると、来年3月から4月にかけてオープンできる見通し。
当初は来年1月のオープンを予定していたが、建築の工事請負案件が6月16日の町議会本会議で「JV(共同企業体)方式にすべきだ」などとして否決されたため、間に合わなくなった。
これを受け、町は8月17日の臨時会で再度、JV方式による請負案件(1億3521万円)を提出、承認された。9月の定例会でも追加工事と備品購入の費用4000万円が可決された。
町はすでにコンクリート壁などの基礎工事を終えており、今後、建築工事を進め、内部の備品なども整備する。施設は敷地面積2543平方㍍に526平方㍍の平屋建てを建築するもの。
唄ラボ(芸能体験)、食ラボ(郷土食体験)、風ラボ(情報発信)のコーナーが設けられる。
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